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主人公流
ゴルフプレー
あなたに贈るお話の本
ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルヴァイ画
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以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
主人公にとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!?
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| 表紙の裏面 |
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発行所●ishop ひまわり
〒260-0816
千葉県千葉市中央区鵜の森町14-12
TEL:043-208-0123 FAX:043-208-0123
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主人公がゴルフをする理由のひとつは、
運動のためです。
ほかの運動はどれも主人公には不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやればネットにボールの行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、よかったのですが、
彼はホトホト疲れてしまいました。
主人公のようにほどよく鍛えられた
肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。
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これは、比類なきゴルファー
主人公のフルネームのために
特別に書かれた本です。
2008年〇〇月〇〇日
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ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつも主人公は
登場人物1や登場人物2や
登場人物3たちと
『19番ホール』に現れます。
そこでその日のショットについて話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
主人公は仲間と
一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついていなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。
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ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
生まれた競技であることは、よく知られています。
ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
ボビー・ジョーンズのような
伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、
海外のメジャー大会を目指すプロが
増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
主人公流ゴルフもそのうちのひとつです。
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ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
主人公はときに素晴らしいショットを
繰り出します。
以前、ディープ・バンカーから打ったショットが
奇跡的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!?
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主人公は、
登場人物1や登場人物2や
登場人物3たちと
お気に入りのゴルフコースの名前に
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危険に
さらされてしまうのです!
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主人公は友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放されるチャンスでもあります。
主人公は
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだよ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが解消されるのです。
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他人のうわさとは裏腹に、
主人公はケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところがあるかもしれませんが……
ゴルフのこととなると話は違います。
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主人公はいつか
自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。
『3歩前進2歩後退
−主人公のゴルフ人生辛抱だ』
『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係
−主人公著』
『主人公の
19番ホールの楽しみ方』
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主人公は以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水には浮かないことなども、
主人公は何年もかけて、体得したのです。
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主人公は何年間も
自分のゴルフに挫折感を味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
彼は我を忘れて
1日中、原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
主人公はかけがえのないゴルフ仲間なのです。
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主人公の生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
彼は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを心得ています。
かつて主人公が
嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。
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ゴルフは、主人公のフルネームにとって
まさにチャレンジなのです。
登場人物1や登場人物2や
登場人物3が主人公に
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間……
主人公にとってそんなありふれた出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。
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ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ……
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
主人公が〇〇を打つのはたやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。
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主人公のフルネーム 様
自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように考えたら
いいと思います。
スコアが高いほどいいんだってくらいに……
2008年〇〇月〇〇日
本の贈り主より
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ゴルフの名手と言われる人は、いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
ランニング・アプローチ、というように。
主人公も多彩なショット……例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフックなどを
繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
登場人物1と登場人物2と
登場人物3命名の
“まぼろしの一撃”です。
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上段メッセージ20字
下段メッセージ20字
本の贈り主より
2008年〇〇月〇〇日
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